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子宮奇形の治療
形態的な異常があるので、手術療法が必要かどうかが一番の問題です。奇形があっても全く無症状であったり、指摘されている症状と子宮奇形に因果関係がないと考えられる場合もありますから、手術療法の適否については担当医とよくご相談ください。
次のような場合は手術をお勧めすることがあります。
1) 流産や早産を繰り返す双角子宮や中隔子宮の場合
2) 他に明らかな原因のない不妊症で、子宮奇形の関与が推測される場合
3) 月経痛、下腹部痛、性交痛が子宮奇形と関係しており、手術によって症状改善が期待できる場合
手術には、次のような方法があります。それぞれの奇形の種類や程度、症状にあわせて手術を行います。
1)中隔子宮に対する子宮形成術:ふつう、腹腔鏡で中隔子宮であることを確認後、そのまま子宮鏡で膣の方から中隔を切除します。腹腔鏡は子宮鏡の手術が終わるまで装着したままにし、子宮鏡下手術をガイドします。術後の分娩には経膣分娩も可能です。
2)双角子宮に対する子宮形成手術:ふつう、腹腔鏡で双角子宮であることを確認後、そのままお腹をあけて、ストラスマン手術と呼ばれる形成術を行います。術後の分娩には帝王切開が必要です。
3)副角子宮の切除:この部分に月経血が貯留し、あるいは腹腔内に逆流する場合は、強い月経痛の原因になります。副角子宮で正常な妊娠が継続することは将来あり得ないので、副角子宮だけを切除します。
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